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11月28日、『日本海テレビジョン』が会見を開き、同社の元幹部局員が行っていた不正について謝罪した。
『24時間テレビ』の寄付金の一部を着服
「『日本海テレビ』は、鳥取に本社を置く日本テレビ系列の放送局です。会見では、経営戦略局長が2014年から会社の売上金と『24時間テレビ』寄付金の一部を合わせた約1100万円を着服したと明かしました。11月の税務調査で、着服がバレてしまうのを恐れた経営戦略局長が会社に申告。社内調査が行われました」(全国紙社会部記者、以下同)
元局長は、2014年に経理部次長、2017年に経理部長、2022年から総務局長兼経営計画部長を務めた。
「その局員は、『24時間テレビ』の寄付金が保管されている局内の鍵つきの部屋と金庫を開けることができる立場でした。着服について“親族のためにお金を用立てる必要があった”と話しています。同局は、後輩との飲食やスロット代にも使ったとみており、刑事告発も検討しているそうです」
元局長は現在、約448万円を返済しており、残金も弁済する意向だという。
今回の事件を受けて、SNSでは日本テレビや『24時間テレビ』に対して、管理責任を問う声が多数挙がった。
《長年にわたり、愛は日本海テレビの幹部を救っていたわけですね》
《日本テレビ系列の各局でも同様のことが行なわれている可能性も否定できない》
《寄付金を着服とは、あり得ない。猛暑の中、学生にTシャツを着せて頭を下げさせ、集めた尊いお金なのに》
《これは『24時間テレビ』という番組そのものへの信頼を失墜させる行為》
今回の不正発覚によって、日本テレビは今後どのように対応するのか。