そこで同店が入っている商業ビルで取材を進めると、
「とても穏やかで静かな人柄でしたよ。きちんと挨拶してくれるし。水商売系の方だけではなく、一般のお客さんも多くて、結構、繁盛していましたね。ただ、こういった質屋さんで働く人はスーツ姿が多いのですが、Aさんはいつもセーターなどのラフな格好をしていましたね」(同ビル内の店舗経営者)
一方、内田容疑者についてはまったく知らないという。
「あの店で女性従業員を見たことがない。奥さんらしき人も来たことがないので、独身だったのではないか」(同・店舗経営者)
内田容疑者は、店から8・5キロメートルほど離れた築5年、2階建て、2LDKのアパートの一室に住んでいて、家賃月8万円弱だった。
最近、若い男と交際していたという話も
当初は家族と一緒に住んでいたという話も。
「3年前に夫、子どもとともに引っ越してきたけど、すぐに離婚したとか。容疑者はずっとキャバクラなどで働いていたようで、最近、若い男と交際していたという話もあります」(前出・社会部記者)
Aさんが死に至った経緯を知るべく『おたからや』の運営会社に問い合わせるも、
「取材は受けることができない」
ときっぱり拒否。
事件の真相は警察の捜査の進展を待つほかにない。Aさんは殺害されたのか、事故死したのか……いずれにしても被害者の最期を弔う方法としては、最悪だったと言えるだろう。