ストックコーナーは在庫が見える収納で家全体がスッキリ
なんとなく定位置は決めているものの、大きさもバラバラできれいに収納するのが難しい、ティッシュや除菌シートの詰め替えなどのストック。
清水さんのおすすめは、在庫を“見える化”してきれいに片付ける方法だ。
「ティッシュやトイレットペーパーなど、使用頻度が高い日用品のストックは、袋から出して管理するのがおすすめ。
袋に入れたまま適当に積んでおくと、パッと見で残りの数がわからなかったり、いざ使う時に取り出しにくくてイライラするなんてことも。
また、特売などで安いと買い込みがちな日用品ですが、家に置いても結局圧迫されるだけ。見える化すると、必要分だけ買おうという意識が働き、買いすぎも防げます」
トイレットペーパーやティッシュなどは、納戸の一角に収納ボックスを立てかけるように置いて仕切りを作り、そのスペースに収まる分だけストックしているという。
「ストック類の置き場所としては、2つの考え方があります。1つは、トイレットペーパーはトイレに置くなど使用する場所に保管してすぐに補充できるようにする方法。2つ目はストック類を1か所にまとめる方法です。
1か所にまとめる方法の利点は、買い出しのあとがラクになること。トイレットペーパーはトイレに持っていって、キッチンペーパーは台所へ……など、買い物でクタクタな後に家中を行ったり来たりはしんどいですよね」
また、1か所にまとめる際には、ぜひマネしたい工夫が。
「100均の旅行用品コーナーなどで売っている、伸びるタイプのゴムバンド。服や本をまとめる時に使うものですが、これをトイレットペーパーやキッチンペーパーといった在庫のうちのラスト2〜3個に取り付けます。
ゴムで伸びるので、どんな形状の物にも使えますし、好きな数でまとめられます。在庫が減ってこのゴムバンド付きのストックが見えたら、購入しようという目安になるんです。
それをご家族に共有して、気づいた人が声をかけるというシステムにすれば、家事の負担も減るはずです(笑)」