ファッション的な“肌見せ”として受け入れられることもあれば、“露出”として拒絶されることも。難しいバランスではあるが、海外ではY2Kや下着ユニバ騒動をはるかに凌駕するファッションがトレンドとなっているそう。
“忙しすぎて履くの忘れた?”
「“ノーパンツ”ですね。パンツといっても下着のことではなく、ボトムスやスカートを履かずに、下着を見せるスタイルです。今年は海外セレブやモデルの中で流行し、ファッションショーなどの公の場だけでなく、プライベートでも取り入れていますよ。11月下旬に来日したモデルのデュア・リパも、ノーパンツで東京の街を楽しんでいました」(前出・ファッション誌編集者、以下同)
下着ユニバ騒動では“下着同然”のコスプレだったが、これは“下着そのもの”で街に繰り出すということ。なぜそんなスタイルがトレンドに……?
「火付け役となったのは、インスタグラムのフォロワー数が2.9億人のモデル、ケンダル・ジェンナーでしょう。昨年末に、黒のショーツにタイツというスタイルを披露してSNSでバズりました。そこからハイブランド『miumiu』がノーパンツスタイルのコレクションを発表してブームが加速。
当初は“忙しすぎてパンツ履くの忘れたの?”という批判の声もありましたが、徐々に受け入れられているのではないでしょうか。日本で流行るかはちょっとわかりませんが……」
もしかして、とにかく明るい安村の「I'm wearing pants!」が海外でウケたのは、“ノーパンツ”の影響なのかも?