「本拠地のエンゼル・スタジアムにもかかわらず、スタンドを青く染めたドジャースファンから特大ブーイングを浴びせられる大谷選手のシーンが幾度となくありました。
そして来シーズンは逆にアナハイムはもちろん、ドジャースタジアムのゲームでもエンゼルス残留を期待していたファンから“裏切り者!”とばかりにブーイングを浴びせられるかもしれません」(前出・スポーツライター、以下同)
中心選手がライバル球団に
ファンの期待を背負って応援される野球選手だけに、しかもチームには欠かせなかった中心選手のライバル球団への移籍だけに、ファンのがっかり感や怒りは当然と言えば当然か。
「メジャーにブーイングはつきもので、デッドボールやエラー、気の抜けたプレーには自軍であろうと容赦ありません。一方で、マウンドやバッターボックスに立つ度に浴びるブーイングは、目の肥えたファンからゲームの重要プレーヤーと認められた証でもあります。
それにプレーと人柄でエンゼルスファンを虜にした大谷選手ですよ。『フリーウェイ・シリーズ』でファンから浴びる特大ブーイングはメジャーの“お決まり”として、一転してスタジアム内は拍手と大歓声に包まれると思いますよ」
ドジャースの公式発表後、エンゼルスの公式X(旧ツイッター)に投稿されたのは《THANK YOU SHOHEI OHTANI》との6シーズンプレーした大谷への感謝と敬意。プレーもさることながら、メジャー級の愛され力も大谷の魅力だ。