『ミカコ72歳』
こんなおひとりさまも悪くない。72歳の緩く楽しい日常に心がポカポカ温まる。
夫を亡くしたばかりの72歳のミカコ。ひとり暮らしを心配した子や孫にスマホを持たされたところ、亡くなった夫のSNSアカウントに偶然つながってしまう。返事のこない相手に、何げないメッセージを送り続けるミカコの日々を描いた作品。
ここに注目!
「亡き夫のSNSへメッセージを送るミカコの姿は、周囲から見ると切なくも感じますが、本人はいたってマイペースにひとり暮らしを楽しんでいます。ありのままの自分を受け入れてくれるような作品です」
新久千映/コアミックス/連載中、2024年2月20日に3巻発売/1巻638円、2巻682円
深夜のコンビニに勤務する、穏やかで一生懸命なベテラン店員の島さん。大小さまざまなことが起こる夜のコンビニを舞台に、背中に入れ墨のある島さんと、人々との心温まる交流を描く。SNSで公開され人気を博した作品。
ここに注目!
「人は間違える生き物です。そんなときに説教するのではなく、何度だってやり直せるよと過ちを正しながらもそっとそばに寄り添ってくれる、素朴な丸刈り頭で白髪の島さんの包容力に心がじんわり温かくなる作品です」
川野ようぶんどう/双葉社、1~5巻、連載中/各726円