A その次の世代は、竹澤健介さん(82~85回、早稲田大)や佐藤悠基さん(82~85回、東海大)? 佐藤さんの1区での飛び出し&区間新は衝撃でしかなかった。

B 竹澤さんは学生ながら北京五輪に出場。フォームも顔立ちも整っていて、文句なしの素敵さだったね。

A 佐藤さんの後輩・村澤明伸さん(86~88回、東海大)は超イケメン。日本人最多、17人のごぼう抜きは、女子も駅伝ファンも魅了。

東海大の村澤明伸さん(86回2区) 写真/アフロ
東海大の村澤明伸さん(86回2区) 写真/アフロ
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B その世代なら、やっぱり大迫傑さん(87~90回、早稲田大)がすごかった。1年生で1区区間賞は、佐藤さん以来の大逃げ。目もクリクリで可愛くて。東京五輪での6位入賞は記憶に新しいよね。

A 可愛い系なら窪田忍さん(87~90回、駒澤大)も。ソフトな雰囲気がいい意味で、女の子みたいだった。

B 大迫さんとしのぎを削った設楽啓太さん・悠太さん(87~90回、東洋大)は、箱根史上最強の双子だと思う。

A 2学年下の服部勇馬さん(89~92回、東洋大)は顔も走りも美しかったなぁ。

B 2区で2度の区間賞。やさしそうな雰囲気もとてもいい。このころから、原晋監督率いる青山学院大の快進撃が始まるんだよね。

A 地味に忘れられないのが、出岐雄大さん(86~89回、青山学院大)。“青学の出木杉くん”は、確実に同大学の立役者。

B 昭和ハンサム顔の相澤晃さん(94~96回、東洋大)も忘れちゃダメ。伊藤達彦さん(94~96回、東京国際大)との並走は“ランニングデート”だったよね(笑)。

A “山の神”抜きには箱根駅伝は語れない。私の推しは初代かなぁ。今井正人さん(80~83回、順天堂大)。

B 2代目の柏原竜二さん(85~88回、東洋大)の存在は圧倒的。4年連続5区区間賞で、新記録は3度。あの走りはまさに怪物級だった。

東洋大の柏原竜二さん(88回5区) 写真/アフロ
東洋大の柏原竜二さん(88回5区) 写真/アフロ

A ビジュアル面のインパクトも絶大!! 同時に酒井俊幸監督(72~74回、東洋大)も脚光を浴びるわけだけど、まるで大学生。一体、誰が監督なのかわからなくて(笑)。

B 3代目の神野大地さん(90~92回、青山学院大)のタイムも驚異的だったけど、古くは大久保初男さん(50~53回、大東文化大)や上田誠仁さん、木下哲彦さん(59~62回、早稲田大、現・金哲彦さん)も5区で驚きの走りをしていたのに。

A “山の神”っていうキャッチーな言葉の威力だね。結局のところ、いちばんのイケメンは誰だと思う? 

B 挙げきれないし、絞りきれない……。

A わかる(笑)。100回大会もその先も、新たなドラマ&選手のイケメンな快走を期待してやみません!

(文/荒井早苗)