みんなで話し合える世の中になってほしい
しかし、一緒に暮らす犬や猫との日常をエッセイ本にしたこともある石田は、冒頭にように驚きを吐露しつつ、このように続けた。
《でも、私はそれでもいいと思ってます。人命より動物が大切なのかといわれたり、アレルギーが、と言われてもその点も考慮しながら少しずつ、解決していけたらとほんとに思っているのです。誰かを批判したり何かを押しつぶしたりして自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません。どうかそんなに怒らないで》
そして、こう結論づけた。
《わたしは何を言われても、この問題に限らず動物たちとの共存していく問題を日本の皆さんがもっともっとみんなで話し合える世の中になっていってほしいと思ってます》
石田のコメントが一石を投じたのは確か。今回の事故を教訓に、ペットが犠牲にならない未来を願うばかりだ。