1月11日、フィギュアスケート選手の本田真凜が、都内で引退記者会見を行った。
純白のセットアップに身を包み、若者のトレンドを詰め込んだメイクが印象的な一方で、ヒール7~8cmほどの黒いミュールを履いた足元は大人びていた。
2歳からスケートを始めた真凜は、大学4年で競技を退くことを決めていたという。
最後の競技会となった2023年12月の『全日本選手権』では、ショートプログラムで最下位に。フリーに進むことができない悔しい結果となったが、演技を終えたそのときを、こう振り返った。
「これで最後なんだなとかみしめて、すごく幸せな瞬間だったなと思います」
今後の活動については、大好きなフィギュアスケートは続けていくと話したうえで、
「もしチャンスがあれば、いろんなことにも新しく挑戦していきたい」
と、意欲を見せていた。
「妹の望結さんと紗来さんは芸能活動をしていますし、真凜さんにも芸能界入りが期待されます。ただ、ひとまず今後の肩書は“プロフィギュアスケーター”となるようです」(スポーツ紙記者、以下同)
会見では、交際中のパートナー・宇野昌磨について聞かれる一幕も。
「交際が順調か聞かれると“は、はい”と照れ笑い。その後、“宇野選手に限らず、最後までいろんな支えがあった”と続けました。さすがに、記者会見という場では普段の呼び名“昌磨くん”とは口にしませんでしたね(笑)」
宇野とは、2022年1月に熱愛が報じられ、同年9月に交際を公表。以降は、インスタグラムやYouTubeでツーショットを披露するなど、堂々とそのアツアツぶりをアピールしていた。
“しょまりん”カップルの抱き合わせ出演
「2023年11月に真凜さんが出場した『東日本選手権』では、ライブ配信で宇野さんからのメッセージが読み上げられたことも。同じく2023年11月の『NHK杯』には、真凜さんが宇野選手の応援に駆けつけていましたよ」
ふたりは一緒に練習する機会も多く、
「練習場では、手をつないで歩いているんです。ほかの選手やスタッフがいるとパッと手を離すのですが、“少しは場をわきまえてほしい”といった不満の声も聞こえてきます」(フィギュアスケート関係者、以下同)
“しょまりん”カップルが周囲を困惑させるのは珍しいことではないようで……。
「真凜さんは、世界レベルのスケーターの中だと、どうしても実力が劣ってしまう。そのため、常連のアイスショー以外からは、なかなか声がかからないんです。そうした事情からか、宇野選手にショーのオファーがあると“真凜が出ないなら出ない”というスタンスのようで……。なので、このところ“カレと一緒”のアイスショーが多いのかもしれませんね」
アツアツも、ほどほどに。