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毎年、大みそかに放送される「第74回NHK紅白歌合戦」の恒例企画「けん玉チャレンジ」。
この企画は2017年からスタートし、20年からは3年連続で成功中だった。2023年の挑戦はいったんは128人全員が成功したかに見えたものの、約50分後映像判定でまさかの失敗が判明。4年連続がかかっていただけに、放送中もがっかりムードが漂っていた。
2023年、けん玉チャレンジ失敗の舞台裏
今回、失敗したとされる「16番目」だった男性にWebメディア『AERA dot.』が独占取材をおこなったところ、舞台裏でおこなわれていたまさかの事実が判明し、話題を呼んでいる。
記事によると、彼は2021年にも紅白の企画に参加していた、けん玉YouTuberコンビ『もしかめブラザーズ』のしゅん。2022年10月からけん玉の技を披露する動画をアップしている。きっかけは昨年12月NHKからのオファーがあり、もともと補欠要員だったしゅん。しかし、紅白前日の12月30日に運営から「代わりに参加してください」と連絡があったという。
本番では、自信はあったもののポジションが階段の上というやりづらい状況だったこともあり、バランスを崩しけん玉が落ちてしまった。失敗した時の手順として事前に運営側から決められていた「手で玉を乗せて、真顔で正面を向いているという演出」を守ったそうだ。
一度はギネス記録を更新したことが発表されるも、審査員の映像判定で失敗が確定し記録の訂正が発表されるという異例の事態に。しゅんは楽屋で待っていた参加者に対して“土下座”をしたという。
この記事が公開されると、この舞台裏での出来事が物議を醸した。