続編がないワケ
かねてより映画の続編を期待されている本作品。評価は分かれているものの、原作の続きも発売されており、準備はバッチリのように見えるが、実現は難しそうだ。
2022年、アン・ハサウェイはアメリカのトークショー『THE VIEW』に出演。『プラダを着た悪魔』について、映画が公開された当時の、紙媒体が主流だった時代と現在の出版業界の違いを分析して、こう言及している。
「あの映画の舞台は今とは違う時代。今はすべてがデジタルだれど、あの映画は実体のあるもの作るというコンセプトを中心にしている。今とはまったく違う」
彼女が続編に乗り気ではない理由は、キャスト同士の不仲やギャラ問題などではなく、もっと実務に関わる、“リアル”な部分だったようだ。
「今回の配信でも話題にあがったように、根強いファンが沢山おり、“続編”を待つ声はいつまでも止まりません。多くの名作で、リメイク版やリブート版が作られているので、可能性としてはありそうですが、アン・ハサウェイが出演する続編はなさそうです。4月5日からは、アン・ハサウェイが主演と監督を務める映画『ブルックリンでオペラを』が公開される予定です。もちろん、『プラダを着た悪魔』は彼女の代表作ではありますが、それにこだわらなくとも、芸能活動は順調のようです」
配信を見たあとは、アンディの“リベンジ”を小説で読んでみては?