A氏はすみれとの結婚を了承してもらうため、週末は父・純一と食事するなど家族ぐるみの付き合いをしていたという。

交際当初から暴行を受けたり、私を不安にさせるようなメッセージを送ってくるなどつらいことはありましたが、“自分なら彼女を支えられる、変えることができる”と信じて交際を続けていました。そして'20年12月、純一さんと東尾理子さんの結婚11周年を祝う会食に呼ばれた際に、プロポーズしました」

「法廷で決着したい」

 婚約解消後に浮上した、すみれの浮気疑惑についてはどう思っているのか。

「ハウスキーパーさんの証言は、本人のサイン付きで書面としてもらっています。今となっては、浮気相手が誰だったのかはわかりません」

 現在裁判中の金銭トラブルに関しては、

「彼女は私にお金を預けたと主張していますが、私は彼女名義のアカウントで株や仮想通貨を運用していたんです。具体的な金額は明かせませんが、彼女と別れる際に“運用していた仮想通貨の一部は、自分が受け取っていいか”と尋ね、納得した彼女本人の操作で送金してもらったんです」

 元本の返金を求めるすみれの訴えと異なり、元本はすみれが所有しており、あくまで運用していた仮想通貨だけを受け取ったと主張するA氏。

「了承したのも送金したのも彼女の判断。そもそも彼女の元本は減っていないはずです。別れてから10か月後に突然言われたので驚きました。暴行の件が棄却されたのは法的な判断なので仕方ありませんが、同様にこの金銭トラブルも法廷で決着したいと考えています」

 今回の一連のトラブルと元婚約者の主張について、すみれの所属事務所に問い合わせると、

「コメントは差し控えさせていただきます」

 とのことだった。

 一度は愛を誓ったカップルの“泥沼銭闘”の行方は、はたして……。