米粒をつぶさない握り方
『ぼんご』流、握らないおにぎりの作り方を解説。自宅でもやってみよう!
(1)しゃもじで米を切るように底からすくい上げる
炊き上がったら保温ジャーなどに移し、すぐに蒸気が見えなくなるまで、上下にひっくり返しながらよく米を切る。それによって米がコーティングされる。
(2)おにぎり2/3個分のご飯を丸めて置く
水で濡らした手でご飯を取り、まな板や皿の上に軽く丸めて置く。後で上にまたご飯をかぶせるのでできあがりの2/3ほど(約150g)が目安。
(3)指で具を入れるポケットを作る
具をたっぷり入れるため、ご飯の真ん中に、具を入れる穴をあける。
(4)好みの具をたっぷりのせる
具を入れて表面をならす。『ぼんご』の具材の量は通常よりかなり多め。最初は自分の作りやすい量を入れてみて。
(5)1/3個分のご飯を上にかぶせる
具の上に1/3(約75g)のご飯をふたをするようにのせる。ふんわりと置くのがコツ。
(6)表面を3回ほど軽く押さえる《ココがポイント》
両手に水と塩をつけ、(5)を手で包む。すぐ食べるなら塩は中指関節ひとつ、時間がたって食べる場合は人さし指と中指の関節2つ分までの手塩に。
(7)ご飯を動かしのりを巻く
半切りにしておいた板のりをまな板に置き、どちらかの端に寄せて(6)を置く。ご飯がのっているほうを起こし、反対側に倒してのりを密着させる。
(8)のりの端をそろえ形を整える
おにぎりを立てたらのりの端を合わせ、軽く押さえる。まな板の面におにぎりを当て、形を整えるとよい。好みで頂点部分に具材をのせる。