“笑いのカリスマ”、ダウンタウン・松本人志が複数の女性に性的ハラスメントを強要していたという疑惑を報じた『週刊文春』の記事を巡る第1回口頭弁論が3月28日に東京地裁で開かれる。
一方、文春が報じた松本との会に参加していたと明かしたセクシー女優の霜月るなの“証言”がにわかに注目を集めている。
「自身のSNS上で、松本との飲み会に参加した際には文春で報じられているような携帯電話の没収や、松本の後輩芸人のたむらけんじが、松本と女性が2人きりになるように仕向ける“たむけんタイム”などはなかったと投稿。彼女の主張は、大きな反響を呼びました」(スポーツ紙記者)
村西とおるが松本人志めぐる報道に私見
そんな中、『全裸監督』のモデルとなった人物として知られるAV監督の村西とおる氏は、この投稿に触れ、
《(霜月の投稿は)もはや社会現象といってもいい注目度だがTVメディアはこの事実を報じない》
と、今回の騒動に対するテレビの報道姿勢を糾弾していた。
村西の主張を聞くため、本人に話を聞いた。
「1人の芸人を、社会的に抹殺するような報道を、“死ねよ”と言わんばかりに10週以上続けるのはやりすぎなのではないか、おかしいのではありませんかと、私は言いたいんです」
取材が始まると、松本を巡る報道に対する私見をぶちまけた村西。
「現在、メディアがこぞって松本さんを性加害の当事者のように強い言葉で報じていますが、どういった根拠に基づいて決めつけているのかって話ですよ! 『文藝春秋』総局長の新谷学氏も、“客観的な証拠はない”と発言しているにもかかわらず、ですよ」
新谷氏は3月4日にYouTubeの経済動画メディア『ReHacQ−リハック−』にゲスト出演した際、“松本から性被害告発を受けた際に文春は警察への相談を促さなかったのか”という質問に対して、“彼女の証言だけで、客観的なそれを裏付ける証拠もない”と語っていたといい、
「松本さんを告発したA子さんも、例の8年前の飲み会のときはスピードワゴンの小沢一敬さんに感激のメッセージを送っているんです。それが8年の時を経て“あれは性加害だった”と訴えているんです。それなら、また8年後になったら“本当の本当は松本さんは優しくって、文春に言わされました”と気持ちが変わることになるのでは」