猪瀬直樹氏の選挙ポスターにも「誰これ?」

「2022年7月の参院選のポスターは、顔のしわやたるみをすべて消し去った顔写真が使用されていました。撮影時にもかなり強いライトを当て、その上で“鬼加工”を施していたのでは……2016年7月の参院選も同様に、肌がつるっつるの写真を使っていましたね。というか片山氏は、選挙ポスターに限らず、自身の公式サイトやブログ、自民党や参議院のオフィシャルサイトに掲載された顔写真がいずれもかなり加工しています」(前・同)

 片山氏は2019年写真週刊誌「フラッシュ」のグラビアに登場し、空手着姿を披露していたが、その写真もやはり「凄まじい加工が行われていた」(芸能記者)という。

「当時、片山氏はアラ還の年齢だったのですが、写真を見ると肌は20代のようでしたよ。まぁ週刊誌のグラビアに掲載された写真なので、これは別に問題視されるものではないでしょうが、さすがに選挙ポスターで、実物とまったくの別人に見える不自然な写真を使うのは、政治家としていかがなものなのか……」(前・同)

ネットで話題となった日本維新の会・三浦えみ候補の選挙ポスター
ネットで話題となった日本維新の会・三浦えみ候補の選挙ポスター
【写真】「まったくの別人」片山さつき議員の“鬼加工”写真ほか

 三浦氏と片山氏の事例から、選挙ポスターの“鬼加工”は「女性の候補者がしがち」と思われるかもしれないが、日本維新の会所属の参院議員・猪瀬直樹氏も、2012年の都知事選に出馬した際の選挙ポスターが「誰これ?」と騒がれた。

「やはり猪瀬氏も、顔のしわやたるみなどをすべて修整しており、肌がつるんとしていたんです。年齢を重ねれば、必ずしわやたるみは出るものですし、それをすべて消し去るとかなり不自然な顔になってしまいますし、有権者へのアピールにつながっているとはとても思えない。やはり選挙ポスターでの過度な加工はやめたほうがいいのでは」(週刊誌記者)

 今後も、物議を醸す“鬼加工”ポスターは出てきてしまうのか――。