目次
Page 1
ー 佐野勇斗、主演ドラマでの思い
Page 2
ー ずっと上しか見ていない

「主演ということも、世界配信されることも、すごくうれしかったです」

 と話す佐野勇斗(26)。3月22日よりプライム・ビデオで配信が始まったのは『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』。演じているのは、恋人が欲しくて仕方ない、ゲームオタクの大学生“ハチ”こと犬飼忠士。同級生が失踪直前にアップした画像には“愛を求める者へ”と神代文字で書かれた呪文が。遊び半分で試すと、妖怪の女の子が現れて……。

「自分の中では、ハチは『ドラえもん』の、のび太くんみたいなイメージを持っています。オタクというよりも、さえない感じ(笑)。ハチへの共感ですか? うーん。友達思いなところは似ていますね。やっぱり、友達はすごく大事だから」

佐野勇斗、主演ドラマでの思い

 召喚したのは“イジー”という名の美しい妖怪(吉川愛)。なし崩し的に彼女と“男女の契り”を交わしたことで、一族を500年前に封印した者への、イジーの復讐にハチは巻き込まれていく。

「吉川愛ちゃんは難しい役だったと思います。キャラクターやテンション感、セリフの言い回しなど。でも、完成作品を見たら、イジーはすごく愛すべきキャラクターになっていると思いました」

 べらぼうに強くて、妖術を駆使。目的のためなら殺人もいとわないイジーだが、現代への順応性が高い一面も。ハチの穏やかなやさしさに少しずつ心を動かされていく。イジーのような女の子、どう思う?

「(恋愛に)積極的なところは、すごくいいと思います。ただ、人を殺めるところなどは勘弁してほしいですね(笑)」

 日本ならではの妖怪文化を織り交ぜたバトルファンタジー&ラブストーリー。アメリカ人の脚本家によるオリジナルの脚本で、三木孝浩がメガホンを取っている。

「世界に焦点を当てた作品です。京都の街並みはとても素敵だし、CGもすごい。日本の良さも発信できると思っています。日本の方にはもちろんですが、世界中に愛される作品になってほしいです」