ゆうこりんのすごさとヤバさは紙一重
その一方で、正しさを追及することが好きな人、「やられたら、やり返す」ばりのガッツや集中力、粘り強さを持っている人は、受験に向いていると思うのです。受験勉強には必ず正解があり、自分が正しいのか間違っているのかがハッキリしています。受験生は間違った問題を繰り返し解いて、本番までに正しい答えが出せるようになる必要があり、自分の苦手分野をしつこくしつこく潰していく根気が求められるからです。
短所と長所は表裏一体と言いますが、ゆうこりんのすごさとヤバさも紙一重なのかもしれません。ゆうこりんの長所をいかすには、人と密に関わるよりも、勉強することが一番なのかもしれません。大学院にも興味があるような話をしていたゆうこりん。かつての第一志望、早稲田大学を目指すとう手もありますが、いっそのこと、日本の最高学府を目指したらどうでしょうか。ヤバいくらいの頑張りで、数年後、赤門の前には微笑むゆうこりんがいる・・・。そんな気がしてなりません。
<プロフィール>
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」