世界的な人気を誇る5人組K-POPガールズグループ『NewJeans』。全員が10代という若さながら、2022年7月22日にデビューを果たすと破竹の勢いで人気を獲得していった。
昨年末には、日本デビュー前にも関わらず『NHK紅白歌合戦』に出演。そして、今年の6月21日には満を持しての日本デビューが予定されており、同月26日と27日には東京ドームでのファンミーティングも開催される。
NewJeansを巻き込んだお家騒動
もはや向かうところ敵なしといった状態だったが、そんなNewJeansを脅かす“内紛”が起きていた。
「NewJeansは、韓国のエンターテインメント企業『HYBE』傘下の『ADOR』という会社に所属しています。HYBEはBTSやLE SSERAFIMといった有名アイドルグループに加え、平手友梨奈さんも抱える超大手。ところが、このADORの代表であり、NewJeansをプロデュースしたミン・ヒジン氏による“お家騒動”が勃発したのです」(韓国スポーツ紙記者、以下同)
ミン・ヒジン氏は、少女時代やSHINee、EXOといった日本で成功を収めた数々のK-POPアイドルグループの楽曲を手掛けており、韓国では敏腕プロデューサーとして名を馳せた存在。NewJeansの成功により、その名声はますます高まっていた。
「ミン・ヒジン氏が、NewJeansの所属するADORの経営権を掌握し、HYBEからの独立を図っている、として、HYBE側が監査権を発動したことが事の発端です。これに対し、ミン・ヒジン氏は“HYBE内でNewJeansのグループコンセプトのパクリがあった。私がそれを訴えた結果の報復だ”と反論しました。
4月25日には、監査の結果、ミン・ヒジン氏に背任の疑いがあるとして、HYBEが刑事告発をすると発表。それに対し、ミン・ヒジン氏は、緊急記者会見を行いました」