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“カリスマ添乗員”として私設ファンクラブ会員2万人超え。関西で絶大なる人気と知名度を誇り、街を歩けばマダムたちから声がかかる。
そんな平田進也さんが、44年間の添乗員生活で培った豊富な食の体験から、「日本の食べるべき美味ベスト10」を選出。
“カリスマ添乗員”が教える「日本の美味10選」
皆さん、これを「食わずして死ねますかいな!」
1:利尻・礼文のウニ
北の海産物の王というべきウニ。中でも平田さんが推すのが利尻・礼文産のウニだ。
「まさに究極。利尻の最高級の真昆布を食べまくって栄養を蓄えた完成品。粒の一つひとつがルビーのように光り輝く。バフンウニ軍艦を注文して、食べた瞬間の舌がしびれるような感動は忘れられません。思わず拍手しました」
平田さん絶賛のウニは、礼文島のフェリーターミナル2階『武ちゃん寿司』のもの。礼文で絶品の生ウニが食べられるのは夏。エサとなる海藻も旬を迎え、さらに滋味深くなるそうだ。
2:沼島のハモ
「紀伊半島のど真ん中、海から遠い奈良・吉野育ちの僕はハモにいい思い出なし。それが沼島『木村屋』のハモ料理に出合って一変しました!」
沼島は淡路島の南に位置する。2つの島の間の、強い海流で育ったハモは脂がのって『黄金ハモ』と呼ばれる。
「フルコース最初の刺身が新鮮美味です!ハモは6月が最高。きれいな梅雨時の雨をたっぷり飲んでるからです」
湯引き、天ぷら、鍋、〆に真子丼、寿司と最後までハモ尽くし。ツアー客はそのおいしさに悲鳴を上げ、「もう瞳孔開いちゃいますよ!」ってホンマかいな~!