特に、力士をキャスティングする魅力については、
「『お茶づけ海苔』をはじめとした主力商品は、大相撲といった日本古来の文化との親和性が高く、永谷園のイメージと重ねやすいことなどに魅力を感じております」
大の里は大のカレー好き
確かに日本の文化という点では共通点が多く、力士を起用することに納得できる。今回、角界のニュースターとして注目されている大の里について、同社が感じる魅力を聞いてみると、
「相撲界の将来を担う、期待の力士の一人だと思います。どの力士も真摯に相撲に向き合う姿は魅力的であり、これからも大相撲全体を応援していきたいと思います」
やはり、大の里起用の可能性は十分にあるようだ。ただ、優勝後の会見で大の里がこんなコメントを。
「チャンピオンカレーが食べたいです。Lカツに福神漬けをお椀半分までいっぱい。今、めちゃくちゃ食べたいです」
彼が挙げたチャンピオンカレーとは、地元・石川県のソウルフード、金沢カレーの老舗店。大の里は普段、通常のLカツカレーの1・5倍のジャンボサイズを2皿平らげるのだという。
もしかしたら、お茶漬けではなく金沢カレーをかき込む姿がCMで流れるほうが早くなってしまうかも……。土俵外で人気者の“争奪戦”にも注目が集まりそうだ。