謝罪コメントを発表

 この騒動を受けて、ボーカルの大森元貴は公式サイトで謝罪コメントを発表。《決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした》としながらも、《意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です》など素直に落ち度を認めている。

 大森の誠実な対応に、《しっかり逃げずに対応して素晴らしい》《コメントが好感を持てる》との評判も。一方で、《アーティストだけに声明を出させるんじゃなくて、制作陣や会社側も説明すべき問題では》との指摘もあるようだ。

「制作陣や関係者の責任ももちろんありますが、大森さんは、今回のMVの『プランニングディレクター』も務めています。そのため、実際には大森さん本人の意思や意見もMVにはかなり反映されているはず。だからこそ、責任を感じてしっかり正面から謝罪できたのかもしれませんね」(前出・音楽ライター)

 昨年末の『第74回NHK紅白歌合戦』にも出演し、国民的バンドに成長しようとした矢先の大トラブル。彼らにとっては大きな痛手となってしまったが、関係者含めしっかり反省して、また素晴らしい楽曲・MVをリスナーに届けてほしい。