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スタートからいまひとつ盛り上がりに欠けた春ドラマ。それは最終回も例外ではなかったようで、低評価を受ける作品が相次いだ。
まずは放送前から出演者同士の交際が話題となった『Destiny』(テレビ朝日系)。
「石原さとみさんが主演を務め、共演の亀梨和也さんと田中みな実さんの交際で注目度は高かったのですが、初回から登場人物全員が大学生に見えず、椎名林檎さんが歌う主題歌もドラマに合っていないなどツッコミどころ満載でした。末期の病に侵されている亀梨さんが健康的な体形だったり、サスペンス要素もラブストーリー要素もすべてがちぐはぐのまま、最後は石原さんが亀梨さんに向かって何かを叫ぶところで終わり。思わず“なんだこりゃ”とつぶやいてしまいました」(ドラマウォッチャー、以下同)
“記憶喪失”の行方
テレ朝系の動画配信プラットフォームの「TELASA」ではラストで石原が何を叫んだか明かされているというが、わざわざ課金してまで見る人は少なそう。
今期、話題となったのは記憶喪失をテーマにした作品が多かったこと。それぞれの記憶はどうなったのか。
「広瀬アリスさんと眞栄田郷敦さんがカップルを演じた月9『366日』(フジテレビ系)は、HYの名曲をモチーフに学生時代から両思いだった2人の恋の行方を描いたものですが、1話で郷敦さん演じる青年が事故に遭い記憶を失います。
そこから学生時代の思い出と現在を行ったり来たりで、もどかしい展開が続き、最終回では実は彼は前から記憶が戻っていたという……」