小室圭さんは“人脈の構築”
現在、生計は圭さんの収入に頼りきりだという。
「最近の圭さんは以前よりも“人脈の構築”に力を入れているようで、日系企業の現地法人に積極的に営業をかけています。とはいえ、駆け出しの弁護士ですから、営業を断られることもままあるようで、まだ収入が安定しているとはいえない状況と聞きました」
娘夫婦の不安定な生活に「紀子さまは心配されているのでは」と、名古屋大学大学院の河西秀哉准教授は話す。
「小室夫妻の渡米から3年近くがたとうとしていますが、おふたりに関する報道はいまだに後を絶ちません。そうした報道をご覧になって、紀子さまは母親として、ニューヨークでの娘の暮らしを心配していらっしゃると思います。一方、そうした報道が原因で“秋篠宮家に批判の矛先が向かうのでは”という心配もしておられるのでしょう」
紀子さまの心配の種は、ほかにも─。
「長男の悠仁さまは今年、高校3年生になられ、大学受験が迫っています。どの大学へ進学されるのか注目が集まる中、AC入試を利用した筑波大学への進学または、学校推薦型選抜を利用した東京大学への進学の2つの線が有力視されています。これはどちらも“推薦型入試”です。この夏から秋にかけて、紀子さまは気が気ではないものと拝察します」(皇室ジャーナリスト)
というのも、推薦型入試のひとつである総合型選抜(旧AO入試)を利用する受験生にとって、夏は最大のヤマ場だそう。総合型選抜専門塾『AOI』の講師が解説する。
「総合型選抜を受験する高校3年生は、夏期に主に3つの対策を行います。ひとつは大学へ提出する書類の作成です。まず将来の方向性を決めてから“なぜ入学を志望するのか”“なぜその大学でなければならないのか”といった志望動機を深めていく必要があり、かなりの時間を要します。それと並行して、小論文などの記述試験対策、共通テストが課されている場合は、学科試験対策も必須です」
さらに悠仁さまが利用されるといわれる試験は、総合型選抜の中でも難関。総合型選抜の個別指導塾『洋々』の講師は次のように話す。
「筑波大のAC入試は、提出が必要となる書類の量がとても多く、事前の徹底した準備が必要となります。学群ごとの選抜ですから、それぞれの学群での学びにつながるような活動経験がある学生が合格している印象です。昨年度の倍率は10・7倍と、難易度はかなり高いです」