ブレインフードとは

 脳に必要な栄養素が豊富に含まれているべ物のこと。脳の主な栄養素であるブドウ糖やタンパク質をとると、脳へ効率的にエネルギーを供給できる。

 脳は神経細胞同士の情報伝達により各組織へ指令を伝えており、この活動に必要不可欠な神経伝達物質のセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、アセチルコリンなどは、べたものからのみつくり出せるといわれている。

 余分な栄養を蓄えられる筋肉と違って貯蔵機能のない脳は、定期的な栄養摂取が必要で、脳の活動はによって支えられているといえる。

 脳の機能そのものが老化によって衰える高齢になるほど、このブレインフードの摂取が重要となってくる。

永山久夫(ながやま・ひさお)●1932年、福島県生まれ。食文化史研究家、長寿食研究所所長。古代から明治時代までの食事復元の第一人者で、長寿食や頭脳食の研究者でもある。平成30年度文化庁長官表彰(和食文化研究)を受ける。著書に『紫式部ごはんで若返る・平安時代の食事は健康長寿食』(現代書林)、『なぜ和食は世界一なのか』(朝日新聞出版)、『長寿村の一00歳食』(KADOKAWA)、『日本長寿食事典』(悠書館)など100冊を超える。海外からの取材依頼も多い。
永山久夫(ながやま・ひさお)●1932年、福島県生まれ。食文化史研究家、長寿食研究所所長。古代から明治時代までの食事復元の第一人者で、長寿食や頭脳食の研究者でもある。平成30年度文化庁長官表彰(和食文化研究)を受ける。著書に『紫式部ごはんで若返る・平安時代の食事は健康長寿食』(現代書林)、『なぜ和食は世界一なのか』(朝日新聞出版)、『長寿村の一00歳食』(KADOKAWA)、『日本長寿食事典』(悠書館)など100冊を超える。海外からの取材依頼も多い。
【写真】92歳「食の研究家」永山さんが実践する“長生き献立”

永山久夫(ながやま・ひさお)●1932年、福島県生まれ。文化史研究家、長寿研究所所長。古代から明治時代までの事復元の第一人者で、長寿や頭脳の研究者でもある。平成30年度文化庁長官表彰(和文化研究)を受ける。著書に『紫式部ごはんで若返る・平安時代の食事は健康長寿食』(現代書林)、『なぜ和食は世界一なのか』(朝日新聞出版)、『長寿村の一00歳食』(KADOKAWA)、『日本長寿食事典』(悠書館)など100冊を超える。海外からの取材依頼も多い。


取材・文/水口陽子