“佐野ショック”の影響
「日本代表選手に性加害疑惑が持ち上がったということもあり、伊東選手は大きな批判を浴びました。ところが、その伊東選手が性被害を訴えた女性2人を“虚偽告訴”の疑いで逆告訴。
どちらの言い分が正しいのか混沌とする中、7月2日に伊東選手が準強制性交等致傷などの疑いで、女性2人が虚偽告訴の疑いでそれぞれ書類送検されたことが判明しています。伊東選手側の弁護士は会見で不起訴になる見通しが高いと語っていましたが、イメージ回復には相当の時間が必要になるのではないでしょうか」(スポーツライター)
佐野容疑者のケースでは、知人の男2人と共謀して東京都内のホテルで30代の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。報道によれば被害を受けた女性が110番通報し、駆けつけた警察官がホテルの周辺にいた佐野容疑者ら3人を逮捕したという。
佐野容疑者は昨年11月に日本代表に初招集され、対ミャンマー戦でいきなり国際Aマッチデビューを飾った実力者。7月4日付で、鹿島アントラーズからドイツ1部リーグ・マインツへの完全移籍が発表されたばかりだった。移籍先のドイツでも事件は報じられており、佐野容疑者逮捕のショックは世界にも拡がりつつある。
「佐野容疑者の逮捕を受けて、古巣の鹿島アントラーズも7月17日に《既に移籍手続きは完了しておりますが、元所属選手に関する事案であるためクラブとしても大変憂慮しております》とコメントを発表しました。芸能界でも声優・ナレーターの木村匡也さんがXに《世界での飛躍が期待された矢先の逮捕 落胆の溜息しかない》と投稿しており、“佐野ショック”がいかに大きいかがうかがえます」(前出・スポーツライター)
佐野容疑者のサッカーキャリアは今回の事件で終了となるのか、今後の展開を注視していきたい。