キャリアへの影響は

 しかし、時代は変わり、タレントのプライベートに関しては本人任せという事務所も増えてきている。そこには、独立して個人事務所を立ち上げるタレントが増えたという背景があるからだ。

「プライベートなことまでいろいろ口出しして、“辞めます”と言われてしまったらお終いですからね。今は昔と違って、個人でいくらでも仕事を取れる時代です。今後、芸能事務所はタレントとの信頼関係を密にし、“この事務所、このマネージャーと一緒にずっと仕事したい”と思われるようにしなければなりません。タレントが結婚を口にしたら親身になって相談を受け、応援する気持ちが必要でしょう」(同・中堅芸能プロ幹部)

 また、結婚の可能性は高いとされる理由の1つに、石原さとみの成功例が上げられる。

「石原さとみさんが結婚するとなったとき、当然、本人も仕事をセーブするでしょうし、人気も落ちるのではないかと心配されました。しかし、それはまったくの杞憂でした。CMやドラマのキャスティングにはいつも名前が上がりますし、MCを務めているNHK『あしたが変わるトリセツショー』は人気番組になっていますからね。プライベートでも、無事に出産を乗り越えました。綾瀬さんもすでに紅白の司会経験がありますから、MCの仕事も問題ないでしょう。結婚したら、仕事の幅が広がると思います」(キー局社員)

 後は、相手が一回り近い年下のアイドルというのがどう影響するかということだが、

「2016年に、吉田羊さんと『Hey!Say! JUMP』の中島裕翔さんの熱愛報道が出たことがありましたが、この2人は程なくして破局することになりました。業界では有名な話ですが、周囲からかなりの反対圧力があったと聞いています。ただ、今回はジェシーさんの《プライベートはお任せください!》なんてコメントを見る限り、そんな心配はなさそう。交際は順調に進むと思われます」(前出・ワイドショースタッフ)

 綾瀬は来年40歳を迎える。もはや、ふたりの結婚を阻むもの何もはない――。

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