『スケバン刑事』のバトンリレー
8位は、連続ドラマ『がんばっていきまっしょい』(フジテレビ系)で、内博貴の代役となった田口淳之介。'05年当時18歳だった内は、未成年にもかかわらず仕事先の仙台市内で飲酒。公園で酩酊していたところを警察に補導され、無期限謹慎に。所属していた関ジャニ∞、NEWSの両グループからの脱退も余儀なくされた。
「ドラマの途中から田口くんに変わり、モヤモヤしたのを覚えている」(富山県・女性・40歳)とあるように、このときすでにドラマは放送中。4話から急に登場人物が交代する最悪のパターンとなった。
その後の内は、露出は減ったものの現在も旧ジャニーズ事務所に所属しており、舞台を中心に活動中。一方の田口は、その後事務所を退所、'19年には大麻取締法違反で逮捕され表舞台から姿を消したまま。窮地の内を助けたはずの田口がこんな境遇に陥っているとは、交代劇から20年近くたった今も、ファンとしてはなんだかモヤモヤな気分に違いない……。
7位となったのは、'18年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で、斉藤由貴の代役となった南野陽子。
「偶然にも『スケバン刑事』(フジテレビ系)の初代から2代目に続くバトンリレーだったので、そういう意味では面白かった」(神奈川県・男性・55歳)と、ふたりがアイドルだった'80年代に思いを馳せたファンも。
斉藤の降板理由は、50代医師とのW不倫騒動。不倫そのものより、お相手が斉藤の自宅で頭にパンティーをかぶっている写真のほうがはるかに衝撃的だった。その医師とは昨年にも警察沙汰のトラブルが報道され、6年がたった今も関係が続いていることが判明。もしや2度目の降板騒動もあり得るかも!?
6位は昨年放送の連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)で、体調不良により降板した鈴木京香に代わり主演を務めた若村麻由美。
「まるで元から若村さんに決まっていたかのように自然だった」(福岡県・女性・56歳)と、さすがの演技力を称賛する声が集まった。
「実はこのドラマ、脚本家が鈴木に“当て書き”したものだったと囁かれていました。事実なら、それを感じさせなかった若村の表現力は見事としか言いようがありませんね」(前出・芸能記者)
しかし残念なことに視聴率は低空飛行。とはいえ、平凡な主婦と大女優という“一人二役”の難役を演じ切った若村には拍手を送りたい。