NHK側に対して否定的な意見

 一方で、専門外のことを内村に質問するNHK側に対して否定的な意見も。

《内村に専門外のことをきくなよ、ヒヤヒヤする。内村も困るだろ、ちょっと可哀想だよ》

内村航平がなんで柔道や競泳、バレーのコメント求められてんのって思ったわ笑 内村航平体操のリポートだけでいいと思うよほんと》

《せっかくパリまで行ってくれてるのに男子体操個人総合決勝を会場でリアルタイムで観ることもできず詳しくもない他競技の会場でコメントを求められてお仕事とはいえ大変だな……ってなってしまう》

 もともと内村の性格からか、コメントに関して「発言が棒過ぎる」「心がこもってなさすぎ」「テンション低すぎる」と言われる節はあったようだ。しかし内村は、ナビゲーターとしての使命について、『スポーツ報知』のインタビューでこう答えている。

《もう一回、ちゃんと五輪の価値をみなさんに分かってもらうための大会こそが、パリ五輪なんじゃないかなという気がするんです。僕のやるべき大きな仕事は、多分そこにあります》

“ロー”なテンションとは裏腹に、内に“アツい”ものを秘めているのだ。パリ五輪も残りあと僅か、内村の新たな奇想天外コメントを期待したい。