攻略すべき人や組織をかぎ分けるだけでなく、フワちゃんSNS使いの名手として知られています。そのため、自分の身元を明らかにした状態で、全世界に見える形で暴言をはくなどという初歩的なミスを犯すとは考えづらく、フワちゃんは裏アカウントで投稿したつもりが“誤爆”したのではないかと推測されていました。しかし、フワちゃんの所属事務所ははっきりとこれを否定。フワちゃんは、やす子への不適切な発言は、「アンチならこういう」と仮定して作って周囲の人に見せたもので、操作ミスにより投稿してしまった、つまり、アクシデントなのだと説明しています。ちょっと苦しい言い訳ではないかと思いますが、まぁ、信じることにしましょう。

もともと謝る能力を持ち合わせていない

 仮にフワちゃんの言うように、今回の不適切な投稿が全く悪意なくなされたことであっても、フワちゃんは謝罪をしなければならない。ですが、誰にとっても謝罪というのは難しいもので、結局はやらかした側の気持ちの押し付けになりがちです。

 特にフワちゃんの場合、もともと謝る能力を持ち合わせていない、もしくは相手がなぜ怒っているのかを理解する能力が弱いのではないでしょうか。私がそう思ってしまうのは、過去にこんな番組をみたからなのです。2020年12月17日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に出演したフワちゃんは、バイトを15回クビになる経験をしており、その時の経験から「今まで怒ってきた人を、種類別に分類してみた」と発言しています。それでは、どんな時にフワちゃんが怒られたのか、具体的なエピソードでみてみましょう。居酒屋でバイトをしていた時、男性の先輩にため口で「NEWヘアスタイル、超かわいいね」「私のオススメのヘアピン、絶対つけたら超かわいいと思うよ」と距離感近めで話しかけていたそうです。しかし、先輩は髪を切っていないし、後輩からタメ口をきかれていい気分はしなかったのでしょう、「いい加減にしろよ」「俺はいいけど、他の人だったらマジギレされるよ」と怒られたそうです。フワちゃんは、「俺はいいけどと言われても、うのみにするな、フツウにキレてるぞ、謝ってすぐ行為をやめよう」とまとめていましたが、自分が先輩を怒らせるようなことをしたことには触れず、先輩には騙されないぞと言わんばかりの物言いに驚きました。