そして、最も多くの票を集めたのは残念ながら……。
「いません。政治とスポーツは別の分野」(51歳・長野県・男性)、「なってほしくない。知名度に左右される選び方はしたくない」(63歳・東京都・男性)、「いない。谷亮子さんが政治で何をしていたのかまったくわからなかった」(48歳・静岡県・女性)
オリンピアンに政治家になってほしくない、と考える人が多数の結果に。それには先人たちの影響もあるようで、
「これまでオリンピアンで政治家として活躍された方の顔が思い浮かばないというのが大きな原因でしょうね。客寄せパンダの印象しかない。さらに優秀な選手にはその資質と能力を、後進の育成や指導に専念してもらいたいと考える人も多い。
結局、餅は餅屋で、スポーツ選手に政治は向いていないことを、国会議員に転身した橋本聖子さんや馳浩さんなどが示してしまった。逆に政治の世界でも活躍できるオリンピアンが出れば、この先も変わるのでしょうね」(前出・政治ジャーナリスト)
政治の世界でもメダリストになれるオリンピアンは出現するのだろうか──。