亀山氏は、『踊る大捜査線』をはじめ『ロングバケーション』や『ビーチボーイズ』といったフジの人気ドラマを世に送り出した敏腕プロデューサーで、2013年にはフジテレビ社長にまで上りつめた人物。2017年に退任した今は、BSフジの社長を務める。
亀山氏の“お気に入り俳優”がキーマンに
「亀山氏は、今もフジテレビのドラマ部門に絶大な影響力を持っているんですよ。今回リバイバルする映画『室井慎次』シリーズでも、プロデューサーを務めていて、“お気に入り俳優”を重要な役どころにキャスティングさせたそう。それが松下洸平さんです」
公式に発表されているキャストの中に、松下の名前はない。映画の配給を行う東宝に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
松下は、2019年のNHK朝ドラ『スカーレット』でヒロインの夫役を好演してブレイク。この10月にスタートするドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系)で主演を務めるなど、近年、人気急上昇中のイケメン俳優だ。
「これまで松下さんは、フジテレビ系のドラマに15本以上も出演しているんです。理由の一つとしては、やはり亀山氏の“オキニ”だからなのでは。かなり前から目をかけていたと聞いていますから。ただ、伝説のドラマプロデューサーとはいえ、亀山氏は今もうるさく制作に口を出すようで、スタッフからは少々不満の声も聞こえてきます」
フジテレビでは“会議室”で事件が起きているのかもしれない……。