《失礼極まりない》

「菊池選手は『日刊スポーツ』に対する不満の声を漏らしていました。というのも、日刊スポーツの記者が菊池選手の元を訪れ、“菊池選手の特集を組みたい”と取材をお願いされたため対応したものの、それは『SHO-BLUE』という大谷選手にまつわる連載だったと後に判明したそうなんです。

 立ち話だと申し訳ない、とわざわざ登板翌日に朝食を共にし、記者を球場まで車で送り、約2時間ほど会話したことも明かしていました。そのなかで、大谷選手に関する話は1分程度だったとも。同じMLBで活躍する菊池選手に対する非礼に、ファンから怒りの声が相次ぎました」

 実際、ネット上では、

《恥を知りましょう》
《失礼極まりない!貴重な時間を割いて菊池選手が話してくれたのに…》
《好意で対応してくれたのにマジで終わってるね》
《メジャーリーガーの2時間を無駄にした》

 などと、痛烈な批判が日刊スポーツに寄せられていた。

「大谷選手の活躍は確かに歴史的ではあるものの、菊池選手の最近の活躍も目覚ましいんです。今夏にトレードでアストロズにやってきてからというものの、圧倒的な投球で負けなし。現地メディアやファンからの絶大な信頼を得ています。だからこそ、“菊池選手の特集を見たかった”と残念がる声も多く見受けられました」

 菊池の投稿は、次のような“思い”で締めくくられている。

《こうする事でレビューは稼げるかもしれませんが、信頼関係は稼ぐものではなく、積み上げていくものですね。 このような「手口」はもう慣れましたが、改めて、これからは自分自身を「知ってもらう」だけでなく、自分自身を「守る」ためにも、選手個人がメディアを持つ必要性を再認識しました。 ※大谷選手と共に日の丸を纏ってプレーしたいというのは野球選手であればもちろんですし、大谷選手には全く非がないので、ご理解ください。》