2023年のオフシーズンより燻っていた、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(23)のメジャーリーグ移籍騒動に決着がつけられた。
MLBが定めた「25歳ルール」にそぐわないマイナー契約を選択し、譲渡金が大幅ダウンすることを承知でポスティングシステムによるメジャー移籍を容認した千葉ロッテ。
球団を通じて「感謝しかありません」とのコメントを発表した佐々木は、晴れて“夢の舞台”に挑戦することになるが、“大エースを擁してのリーグ優勝と日本一”を夢描いていたロッテファンの落胆ぶりは想像に難くない。
そんなファンへの“裏切り”とも取られかねないゴタゴタ移籍劇を繰り広げただけに、オフシーズンの目玉イベントの開催が懸念されている。
《ファン感絶対荒れるやろ…正直ワイですら現地行ったら恩知らずとヤジ飛ばすぞこれ》
《ロッテのファン感は荒れるだろうな。 佐々木朗希のメジャーへポスティング移籍を巡って、入場のロッテファンが一斉に、球団フロント抗議の大ブーイング起きるぜ?》
《佐々木朗希にブーイングするとか言ってる人いるの? やめときなよ ブーイングする価値も無い もうロッテの選手じゃないんだからほっときなよ》
“サイドレターはない”とするロッテ球団
11月17日に開催を控えた、ZOZOマリンスタジアムで開催されるマリーンズファン感謝デー『MARINES FAN FEST 2024』。SNS上では、選手とファンが触れ合える年に1度のビッグイベントで「ブーイング」が起きかねない、とーー。
「もちろん、佐々木だけに向けられるブーイングではないでしょう」とは、パ・リーグ球団を中心に取材するスポーツジャーナリストの見解。
2020年の入団当初より“5年計画”を掲げて佐々木の育成に注力してきたロッテだが、囁かれるのが契約時に早期渡米の約束を交わしていたとされる“サイドレター”の存在。そして今年、ちょうど5年を迎えたタイミングとなる。