目次
Page 1
ー 損害賠償の可能性
Page 2
ー 証明は難しい?
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ー 不倫をしたパートナーを“懲らしめる”方法

 

 11月13日、『週刊文春オンライン』が鈴木紗理奈不倫疑惑を報じた。記事では、直撃取材に対して恋人男性との馴れ初めについて頬を赤らめながら話していたところ、記者から男性に妻子がいると聞くと、

「えっ、ウソだ、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソ。絶対それはないと思う」

 と、狼狽する紗理奈の様子も伝えられた。

損害賠償の可能性

ゴルフウェアの紗理奈。報道によると既婚者だった男性とは、ゴルフを通じて知り合ったという(本人のSNSより)
ゴルフウェアの紗理奈。報道によると既婚者だった男性とは、ゴルフを通じて知り合ったという(本人のSNSより)

「鈴木さんは文春の取材に、男性はすでに離婚したと聞いていると語り、記事を読む限りでは、今も婚姻関係にあることを知らなかったようです。記事では、男性が妻と離婚協議中であるとも伝えられています」(スポーツ紙記者)

 2013年にレゲエユニット『INFINITY16』メンバーのTELA-Cと離婚してから、息子の親権を持つシングルマザーとして生活を送っていた鈴木。新たな春に胸を躍らせていたはずが、一気に地獄へと突き落とされた。SNSでは、紗理奈に同情する声も挙がる。

 しかし、紗理奈が知らなかったとはいえ、不倫をしていたという事実はある。男性の妻から損害賠償を請求される可能性もあるのではないか。

 離婚や男女問題に詳しい法律事務所Zの溝口矢(なお)弁護士に話を聞いた。

「不貞行為は、不法行為による損害賠償請求として行われるのですが、その請求の要件の1つとして、故意または過失によって、相手の権利を侵害したことが必要になります。つまり既婚者だと知っていたか否かが、請求が認められるかどうかの1番のポイントなのです。裁判では、訴えた側が“既婚者と知りながら不貞行為をしていた”ことを立証する必要があります」(溝口弁護士、以下同)

 今回のケースを当てはめてみると、どうか。

「週刊誌の記事では、突然、記者の取材を受けて“知らなかった”と答えられているということは、本当に知らなかったと鈴木さん側は主張すると思います。一方、不貞行為の被害に遭った男性の妻が“鈴木さんは知らなかったというが、それは詭弁だ。実は知っていたんだ”と主張するには、何らかの証拠を上乗せする必要があるでしょう」