闇の中に放り出されたタレントたち
そして今月26日になって、各所属タレントには事務所の代理人弁護士による「株式会社サムデイの破産手続き開始決定の申立てについて」なる文書が送付されたという。
「文書は三つ折りの2枚のプリントをホチキス止めした簡素なもので、高橋社長らサムデイ幹部の名前は一切登場せず、今後の芸能活動についてのサポートやフォローも一切ないまま“事後報告”的に債務超過による破産手続き開始の旨が伝えられている。
突然の事務所倒産や契約終了について、繰り返しお詫びは書かれているものの、顔も知らない弁護士からの通知だけで納得する所属タレントなど存在しないでしょう」(前出・キャスティング会社関係者、以下同)
『週刊女性PRIME』も同文書を独自入手。確かに「弁護士による一方的な通知」というほかない内容で、未払いのギャラなど債権に関する問い合わせ先も、すべて代理人弁護士宛となっている。
「なお、文末は《混乱を避けるために本書及び本書の内容につきましては、メディアへの開示はなされませんようお願い申し上げます》と締めくくられているものの、突然暗闇の中に放り出された所属タレントたちからすれば黙って従うはずがありません。“もはや絶縁状だ”という悲鳴まで聞こえてきます」
まもなくサムデイの廃業は公に発表される見込みだが、果たして長年同プロで苦楽を共にしてきた所属者たちの将来は――。