こすらない【クレンジング】
クレンジングは力を入れず、全体にやさしくなじませるだけでOK。毛穴詰まりまで落とそうと鼻まわりをくるくるしたり、メイクをなじませようと肌をぐりぐりするのは摩擦になるので控えて。とにかく肌を動かさないこと。
(1)クレンジングの量が少ないと、肌との間に十分な厚みができず、こすりがち。500円玉大を目安に、たっぷりの量を手全体に広げておく。
(2)指先でくるくるはNG。頬や額など、広い面は手全体で。目まわりや鼻、口まわりなど、凹凸があるパーツは力が入りづらい薬指と小指の腹で。各エリア3回ずつ、ゆっくりと、やさしくなでるように手を動かす。
こすらない【洗顔】
洗顔はたっぷりの泡で、手をすべらせるのではなく、バウンドさせるように押し洗い。肌と手の間に常に泡があるようにし、泡の圧で汚れを浮き上がらせる。すすぎや拭き取りもやさしく行い、泡をのせてすすぎ終わるまでを1分以内に。
(1)ピンポン玉3個分のたっぷりの泡を両手に2等分にしてのせる。
(2)皮脂の多いエリアから泡をのせる。額と鼻、あごをモフモフと押し洗い。
(3)乾燥しやすい頬や目元は最後に。泡を長くのせていると刺激になるので、手早く。肌ではなく泡を押す感覚で。
(4)すすぎにシャワーはNG! また顔の内側から外側へ手をすべらせるのも摩擦に。冷たすぎない水を手にすくい、やさしくあてて洗うこと。サイドは顔を横向きにして、全体を30回以上すすぐ。
(5)タオルをゴシゴシ動かすのは摩擦になるのでNG。タオルをやさしく肌にあて、水分を吸い取る。吸収できたら、位置を変えて別のゾーンに。ティッシュペーパーを使うのもおすすめ。