“二次元なみのカッコよさ”“イケメンすぎて震える”“まるで少女マンガの王子様”とネット上で話題を集めた俳優の真剣佑。
「本当ですか? そんなこと言ったら、抗議殺到ですよ!? とんでもないです」
現在放送中のドラマ『保育探偵25時〜花咲慎一郎は眠れない〜』で連ドラデビューを飾った。父・千葉真一は何と?
「何も言われてないです。50年以上やっている人なので、俳優としてはすごく尊敬しています。でも、演技は自分でやって身につけるものなので“自分で探って悟れ”と」
なにかにつけ父親の名前を引き合いに出されることについて尋ねると、
「そこは全然気にしないです。世代も年齢も全然違うし、自分も2世だとは思ってないので」
生まれも育ちもロサンゼルス。高校(ビバリーヒルズ・ハイスクール)の先輩にはレオ様やアンジェリーナ・ジョリーなど、名だたるセレブがズラリ。
「ドラマ(『ビバリーヒルズ高校白書』)の舞台になっただけで、普通の学校ですよ。ただ、フェラーリやポルシェ、ランボルギーニなんかで来る人はいっぱいいました。僕ですか? 勉強とクラブ活動に没頭していました。早く単位を取って卒業したかったので」
一昨年末、活動拠点を日本に移した。
「向こうだと、僕の年齢でやれる役ってコメディーが多くて。ハリウッドの主役は、味わいある大人が多い。それこそ、60歳を越えていても主役を張れる。日本とアメリカは逆なんですよね。だから、この年で作品を残せるのは日本かな、と思って」
近い将来、日本のドラマや映画で主演を張れそうだが、
「全然、そんな贅沢は言わないです。幅広い役をやれて、なりきれる俳優になりたいです。だから、今はとにかく経験を積んで、勉強をしたいと思っています」