「これがまた反感を買ってしまいました。『写真に写ってしまったご遺体は全てモザイクをかけていたつもりでおりましたが一部出来ていないところがありました』と論点のズレた謝罪をしたり、医師として解剖の知識とスキルの向上のために新鮮なご遺体で解剖させて頂ける機会、というのは非常に稀で、基本的には日本ではできません』と、研修の意義を今さらながら強調。

 案の定、ユーザーから《モザイクをかければいいという話ではない》《解剖自体は真剣にやられているのでしょうけれども、ちょっと考えれば、いや血の通った人間として考えなくてもわかるでしょ?》《この方には即刻に、なにより自主的に医師免許を返納して頂きたい》と猛パッシングにさらされています」(芸能ジャーナリスト)

《もう手遅れです、信用できません》

 “戦犯”の2人目は、黒田氏の上司で、東京美容外科の統括院長である医師麻生泰氏。同氏はまず22日にXを更新したのだが、《大変申し訳ございません。主催者の1人としてお詫びします》と謝罪しながら、《解剖をする事は外科医にとって、とても重要な意味を持ちます》《腕の良い外科医を作るうえではなくてはならないものだと考えています》など、部下をかばうため今回の失態をいきなり正当化してしまったのだ。これがネットユーザーの怒りをさらに買うことになり騒動が拡大。
 
 23日夜、麻生氏は慌ててXを更新。《今後、二度とこのような事がないよう倫理面においても話し合い、教育を徹底して参ります》などと誓った。だがこれに対してもハレーションが。

《献体をバックにピースで記念撮影をしないように指導するのでしょうか?医師に?何言ってんですか?正気ですか?》
《もう手遅れです、信用できません》

 といった声が殺到してしまった。今後この一件はどうなっていくのだろうか?

「黒田氏と知り合いの“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏は自身のXで《御献体の写真を晒すとかマジ有り得ない》と断罪し、医師失格です》と直言。また美容外科・高須クリニックの高須克弥院長も自身のXで《馬鹿医者め!》と激怒するなど、業界の内外で波紋を呼んでいます。またこの件について厚労省医政局医事課に問い合わせて見解を求めるメディアもあるなど、騒動は拡大の一途を遂げています」(前出・芸能ジャーナリスト)

 軽率な投稿と初動ミスで焼け野原と化してしまった。