だしを取った後の昆布活用法
塩ふき昆布
【材料】
だしを取った後の昆布(乾燥させておいたもの)
かつお節 いりごま
※分量はすべてお好みでOK
※以下はお好みで 青のり、のり、塩、七味唐辛子、松の実、ミカンの皮の粉末など
【作り方】
1.だしを取った後の昆布をせん切りにし、ザルに入れて手早く水で洗い、ぬめりを落とす。
2.昆布とAを底の広い鍋に入れ、弱火~中火で焦げつきに注意しながら水分がなくなるまで混ぜながら加熱する。
3.天板の上に、シワにしたオーブンペーパーを敷き、100度で30分ほど様子を見ながら加熱する(昆布を半生状態に乾燥させる)。
4.冷めたら塩、きび砂糖をよく絡め、ひと晩常温におき完成。
昆布のつくだ煮
【材料】
だしを取った後の昆布 25g
しょうゆ 大さじ1~2
みりん 大さじ11~2
酢 大さじ1弱
かつお節 適量
【作り方】
1.昆布は1~3cm角の大きさに切る。
2.小さめのフライパンで、1にしょうゆ、みりん、少量の酢を加えて、さっと炒める。
3.全体に調味料が行きわたったら、かつお節を入れて絡め、できあがり。
昆布のふりかけ
【材料】
だしを取った後の昆布(乾燥させておいたもの)
かつお節 いりごま
※分量はすべてお好みでOK
※以下はお好みで 青のり、のり、塩、七味唐辛子、松の実、ミカンの皮の粉末など
【作り方】
1.だしを取った後の昆布は小さくハサミで切って、カラカラになるまで干しておく(オーブンを使用すると、乾燥が早いのでおすすめです)。
2.ミキサーもしくはフードプロセッサーで、乾燥した昆布を細かくする。ある程度粉末状になったら、いったかつお節を加えてさらに回す。
3.昆布とかつお節が均一に混ざったら、いりごま、青のり、塩、七味唐辛子などをお好みで加え、かき混ぜてできあがり。
昆布と大豆の煮物
【材料】
乾燥大豆 1カップ(140g)
だしを取ったあとの昆布 100g
しょうゆ 大さじ3
※分量はすべてお好みでOK(昆布の量はお好みでいいですが、だしを取った後なので、新しい昆布を使う場合より多めがいいでしょう)
※お好みで砂糖、みりんなどを入れてもOK
【作り方】
1.大豆は前の日から水につけておき、戻しておく(水は豆の4倍くらいの量が適量)。
2.大豆と昆布を、活力鍋(圧力鍋に比べ高圧)にそれぞれ入れて、水200ml、しょうゆを入れます(今回は減塩しょうゆを使用)。
3.オモリがふれてから1分間で完成(活力鍋を使用した場合。普通の圧力鍋の場合は3~5分程度)。
栄養学者(食物繊維)。大妻女子大学家政学部教授。日本食物繊維学会副理事長。食物繊維の機能性、消化管機能、メタボリックシンドロームなどを研究。2007年日本栄養改善学会学会賞受賞、2010年日本食物繊維学会学会賞受賞、2022年日本栄養・食糧学会学会賞受賞。