父親が破産寸前になり東京から能登に"夜逃げ"。落ち着いた先でもさまざまな問題に家族で明るく向かっていく、まれの子ども時代を演じている松本来夢ちゃん。そんな彼女の素顔に迫ります。まずは出演が決まったときのことを教えて!
「事務所で私の誕生日会を開いてもらったときに、目をつぶらされて"もういいよ"の声で目を開けたら、大きなホワイトボードに"連続テレビ小説『まれ』土屋太鳳さんの子ども時代役決定"って。頭の中が真っ白になって、呆然と立ったままでした(笑い)」
すごい誕生日プレゼント 来夢ちゃんがバトンを渡す土屋太鳳の印象は?
「ケーキレッスンで初めてご一緒させてもらったんですけど、優しく声をかけてもらいました。私みたいな子が、太鳳さんみたいにキレイになるなんて信じられないです(笑い)」
演技を始めて3年という彼女。これからどんな女優さんになりたい?
「最近、『ローマの休日』を見てオードリー・ヘプバーンさんが好きになって。いつかあの役をやってみたいなと思いました。あと、"生死"をテーマにした作品に出てみたいです。24時間テレビのドラマとか、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の長澤まさみさんのような役に挑戦したいです」
撮影現場はどう?
「子ども相撲のシーンの撮影のために、相撲の練習をしました。ドラマの中では負けていますけど、私、本当は強いんです。練習のときはみんなをポーンって投げていました(笑い)。だから、本番ではうまく倒されようって。能登に行ったことも相撲も初めての経験だったので楽しかったです」