「マイ ビューティフル ワイフ、いつもそばにいてくれてありがとう」
日本時間1月26日、全米野球記者協会ニューヨーク支部主催の夕食会にビデオメッセージを寄せた大谷翔平。すべて英語で3分間、感謝のメッセージを送った。
大谷翔平は日本人が目指すべき人物
「ロサンゼルスで発生した山火事を考慮して、出席は辞退した大谷選手ですが、流ちょうな英語でのスピーチを披露。前人未到の記録を達成した2024年シーズンを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを述べていました。真美子さんのことは“ビューティフルワイフ”と表現して話題になりました」(スポーツ紙記者)
芸能リポーターの川内天子さんに、このスピーチについて女性目線での見解を聞いた。
「完璧で素晴らしいスピーチでした。球団の人たちや山火事に対応している消防隊など、全方位に敬意を表していました。
そんな中、最も素晴らしかったのが“ビューティフルワイフ”。大谷選手は、もうアメリカナイズされた感覚なのだと感じました。照れもなく言っていて嫌みもないところがよかったです」
2024年の活躍や、今回のスピーチを目の当たりにし、
「日本人が目指すべき人物だと感じました。野球だけでなく、振る舞いもお手本になるような人。以前は身内を応援するような感覚でしたが、今は完璧な人すぎて崇め奉っている感じです」
と川内さん。
前人未到の50本塁打&50盗塁の“50-50”を達成。ワールドチャンピオンにもなった大谷は、現地でどんな評価なのか。在米ジャーナリストの志村朋哉さんに話を聞いた。
「大谷選手はスポーツ界ナンバーワンのスターになりつつあります。ドジャースという人気球団で優勝したこと、他競技にはいない飛び抜けた存在であることが理由です」
2024年の1年間でアメリカでの知名度が一気に上がったという。
「10年総額7億ドルという当時のスポーツ史上最高額の契約を勝ち取り、直後には水原一平氏の事件が発生。これらのことは一般のニュースにもなり、スポーツファン以外からも注目を集めるようになりました。
その影響をみじんも感じさせずに“50-50”を達成。野球ファン以外にも“野球にすごい人がいる”と知られるように。それに加えて、ドジャースで優勝という、話題性のある1年間の流れが知名度アップの要因になりました」(志村さん)