奥様会での交流も
言葉や文化の違うアメリカの地で、自分らしくいられる存在は大きいのだろう。
「大谷選手は二刀流なので、その分、試合と練習が多い。佐々木投手はそれに比べると楽で、投げた次の日はオフだったり、上がりの時間が早い。奥さんとゆっくりオフの時間を過ごせると思います」
真美子さんと佐々木の妻が友人になる可能性も考えられるが……。
「立場的に、接する機会も多いと思いますし、プライベートでも自然に交流できるようになれば、真美子さんにとっても佐々木投手の奥さんにとっても互いに心強い存在になるのでは。ドジャースの奥様会で、関わることもあるでしょう。
ドジャースで日本人選手が主要な立場を占めるような勢力になっていますので、日本人コミュニティーへの対応では奥様会の中心的な存在になる可能性もあります」
佐々木は東日本大震災当時、岩手県陸前高田市で被災。津波で自宅が流され、父親と祖父母の3人を失った。新しい家族を見つけ、新婚生活が開幕。メジャーリーガーとしての活躍が期待されるスーパールーキーは、二人三脚でどんな姿を見せてくれるのだろうか。