目次
Page 1
ー “ちりも積もれば山となる”で大きな金額に
Page 2
ー 【iDeCo】掛け金引き上げで注目!
Page 3
ー 【ふるさと納税】物価高の今こそ活用必須
Page 4
ー 【生命保険料控除】限度額も引き上げ予定。安心対策で節税を

 少子高齢化のあおりで、ここ20年、税や社会保険料の負担は増え続けてきた。さらに食料品の価格高騰などによる追い打ちで、家計はもうボロボロ! 手取りを増やすために「103万円の壁」を引き上げようとする動きもあるけれど、税金を少しでも減らす方法はないの?

“ちりも積もれば山となる”で大きな金額に

「長期的にみると、今後も税や社会保険料のアップは避けられません。ぼーっとしていたら、手取りは減るばかりです。ただ、税負担を減らす手立てはありますから、諦めず取り組んで!」

 そう励ましてくれるのは、家計管理にも詳しい税理士&ファイナンシャルプランナーの西原憲一さん。節税のキホンは、“所得控除”や“税額控除”というしくみを使い倒すことにあるそう。ちょっと難しく思えるけど、負担増が避けられないこの時代、情報をきちんとキャッチして、今すぐ取り組みたい!

最初は節税額が少なく思えても、所得税だけでなく住民税も減らせるものもありますし、何年も続ければ“ちりも積もれば山となる”で大きな金額になっていきます。iDeCoやNISAなど、節税しながら老後資金づくりができるワザは特におすすめです」(西原さん、以下同)

 確定申告シーズン真っただ中。さっそく、お金のプロおすすめの節税アクション・ベスト5をご紹介!