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またも「ベビーカー論争」 ※画像はイメージです
とあるベビーカーのCMが物議を醸している。お母さんがベビーカーを畳んでいる時間をカウントし、2秒足らずですぐにたためるという利便性をアピールする内容なのだが…。
「素早くたためることをアピールするのは良いのですが、実際に子育てしている身からすると違和感があるんです。最初ベビーカーに乗っていた赤ちゃんは、“秒数カウント”が始まる前には、なぜか大人しくお母さんに抱っこされています。しかも荷物もお母さんが背負った小ぶりなリュックだけで、ベビーカーに乗っていたのは赤ちゃんのみ。
通常発生する“ベビーカーに置いたオムツなどの大量の荷物を出して手に持ち、あばれる赤ちゃんを抱っこする”という、畳む前の一連の作業が全カットされているんです」(子育て中のフリーライター、以下同)
このCMはネット上で、
《こういうCMがあるからベビーカー畳めBBAが湧くんだよ》
《モデルルーム並みに生活感(子育て感)がない》
《出た〜!ママ自身が身軽すぎてなんも参考にならないやつぅ!》
《畳みやすさをアピールしたいなら、暴れる赤子抱え、荷物整理からスタートの時間カウントして欲しい!!》
《ベビーカー解像度低すぎ》
と酷評する声が多くあがっている。
商品自体を批判しているのではない
「もちろん“CM上の演出”だということは百も承知で、それでも文句を言いたくなってしまうほど、子育て中の人の感情を逆撫でしてしまったのでしょう。この商品のサッとたためる機能はとても良いですし、SNSでも商品自体を批判しているのではなく、リアリティに欠ける演出によって”ベビーカーはこんなにすぐ畳めるもの”という誤解を生むことが嫌なのだと思います」