現場で好印象を残したのは目黒だけではない。作中では勝ち気な令嬢役を演じる今田美桜の神対応ぶりは、目黒をも上回るかもしれない。今田と、その父親役を演じた國村隼が会食する場面のロケ地となった『日本料理 雅』オーナーは撮影の裏側をこう語る。

目黒が滞在中に堪能した料理

劇場版『トリリオンゲーム』のロケで、目黒蓮らを乗せたフェリー『金風呂丸』(公式HPより)
劇場版『トリリオンゲーム』のロケで、目黒蓮らを乗せたフェリー『金風呂丸』(公式HPより)
【写真】目黒ファンも連日乗船する、『トリリオンゲーム』で使用されたフェリー

「今田さんと國村さんは午前5時ごろ現場に入られました。その直前は午前2時ごろまで撮影をしていたみたいで……。おふたりとも相当お疲れだったと思います。それなのに、今田さんは撮影前、私の娘に“なんで制服着てるの?”“私もバスケやってたんだよ。ポジションは?”と気さくに話しかけてくださったんです」

 撮影は瀬戸内海を越え、香川県でも行われたという。映画の目玉であるカジノのシーンは昨年3月、高松市内のホテル『THE CHELSEA』で撮影。香川県内で撮影が行われた約1週間、キャスト陣はこのホテルに滞在。ホテルの従業員は目黒のストイックな素顔を目撃したという。

宿泊期間中、目黒さんにはホテル内の炭火焼きレストラン『ザ・ニュートラル』をたびたびご利用いただきました。お酒は召し上がらず、お肉料理に合わせてノンアルコールドリンクを飲まれていました。撮影が朝早いので、翌日のことを考えてセーブされていたのだと思います」

 目黒や今田の神対応は、トリリオン級のヒットをもたらすこと間違いなし!