節約の第一歩は「使用水量」を知ること
「水道代は、派手なテクニックで大幅に節約できるものではありませんが、心がけひとつで日常的に続けられるものばかり。まず知っておくべきは家庭のどの場面で水を多く使っているかということです」
と話すのは、節約アドバイザーの和田由貴さん。東京都水道局の調査によると、最も水を使うのは「お風呂」で、家庭の使用水量の約4割を占めるという。
「特に1人暮らしで料理や洗濯をあまりしない方の場合、お風呂の割合はさらに増えます。次に多いのがトイレで、『大』で流すと1回につき平均5~8リットルもの水が使われるのです」(和田さん、以下同)
和田さんによれば、水道代節約の基本はシンプルだ。
「まず何より大切なのは『小まめに水を止める』ことです。蛇口を最大まで開くと、1分間で約12リットルもの水が流れます。歯磨き中や食器洗い中、シャンプー中などに水を出しっぱなしにしていると、かなりの無駄遣いになってしまうのです」
また、和田さんが強調するのは「お湯の使いすぎ」だ。
「お湯は水の約3倍のコストがかかります。これはガス代も含まれるためです。意外なのは、ぬるいお湯でも沸かしている以上、コストはかかっているということ。キッチンや洗面所の混合水栓は、レバーを中央にしていても、ぬるいお湯が出ている場合があります。気づかないうちにお金を使っているのです」