《報道にありますように、この度在宅起訴されて、裁判を受けることとなりました》
およそ8か月の沈黙を破り、4月9日、久しぶりに自身のSNSを更新した元ジャングルポケットの斉藤慎二被告。3月26日には、女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴されていた。
「事件はテレビ番組の収録中、東京・新宿区の路上に停車したロケバスの中で起こりました。共演者だった20代女性に対し、わいせつ行為を3回行ったとされています。女性は密室での“凶行”を警察に相談。2024年10月に斉藤被告は書類送検されました」(全国紙社会部記者)
斉藤被告が所属していた吉本興業は、マネジメント契約を解除。今回の在宅起訴とは、どういう措置なのか。法律事務所Zの溝口矢弁護士に聞いた。
「被疑者が逮捕や勾留などの身柄拘束を受けずに、起訴されることをいいます。本件では本人が捜査に協力し、証拠隠滅や逃走のおそれがないと判断された可能性があります」
斉藤被告は現在、フードデリバリー業や宅配業などのアルバイトをしつつ、北関東にある洋菓子工場でお菓子作りの修業をしていると一部週刊誌が報じた。
一般的な示談金は100万〜500万円
「もともと斉藤被告はギャンブル依存症ともいわれており、およそ1億円の借金があるそうです。この借金が原因で、示談金交渉を断念せざるを得なかったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者、以下同)
前出の溝口弁護士に示談金の相場について聞いた。
「個別の事情によって大きく変わりますが、一般的に不同意性交罪の場合の相場は、100万から500万円程度ともいわれています」
示談は、裁判が始まった後でも、成立することはあるという。
「起訴後でも被害者と交渉する機会があれば、加害者側が交渉の継続を試みることがあります。その結果として示談が成立するケースもあります」(溝口弁護士)