症状別に紹介
【便秘】納豆汁
東北の郷土料理をアレンジ、胃腸の働きをやさしくメンテ
食物繊維が多く腸内環境を整える納豆と、同じ発酵食品のみそがダブルでとれる腸活汁。腸内の潤いが不足すると便秘になるので、水分や食物繊維を積極的にとることが大切。
材料と作り方(2人分)
(1)豆腐1/4丁、油揚げ1/2枚は1cm角に切る。鍋にだし汁2カップを沸かし、ふつふつしてきたら豆腐と油揚げを入れ、煮えたらみそ大さじ1と1/2を溶き入れて火を止める。
(2)ひきわり納豆1/2パックを加え、煮立てないように火を入れ、温まったら火を止める。
【更年期&月経中の不調】セロリと豆苗のクミンスープ
ストレスを和らげ、更年期のメンタル不調も改善

セロリと豆苗はストレスによる月経不順や女性特有の不調改善に最適。身体を温める作用のあるクミンと合わせれば、冷え症対策にも。ごま油で風味アップ。
材料と作り方(2人分)
(1)セロリ1/2本は斜めせん切り、豆苗1/4束は根を取り除き3cm長さに切る。鍋に水2カップを入れて沸かしたらセロリを入れ、やわらかくなってきたら豆苗を入れる。
(2)味を見ながらクミンパウダーを3~4回振り、塩麹小さじ1を加える。器に盛り、ごま油適量をかける。
【のぼせ・ほてり】アスパラガスのすりながし
春のほてりにはアスパラガスがぴったり

春は自律神経の乱れもあり、身体の温冷のバランスが崩れやすい。ほてりを冷ます働きがあるのがアスパラガス。おだやかな風味を生かしたスープでナチュラルにリセット。
材料と作り方(2人分)
アスパラガス10本は3cm長さに切る。鍋にチキンスープ2カップを沸かし、アスパラガスを入れ、中火でやわらかくなるまで煮たら火を止める。塩麹大さじ1を入れ、ミキサーで滑らかになるまで攪拌する。
春の食事のお供には“花茶”がおすすめ
花を使用したお茶の香りには、春に滞りがちな「気血」を巡らせる作用が。さらにローズ茶にはホルモンバランスを整える働き、ジャスミン茶は更年期障害の不調改善、ラベンダーティーにはイライラを鎮める効果が期待できます。