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 土曜ドラマ『怪盗 山猫』(日本テレビ系)で、お人よしで好奇心旺盛な雑誌記者を演じている成宮寛貴

「僕は出会う人によってすごく変わっていくんだなって思うんです。お芝居って変に型にはまっちゃったり、クセがついたりしがちじゃないですか。

 それを、例えば宮本亜門さんだったり、蜷川幸雄さんだったりと、いろいろな方に出会う中で考え方が変わったり、新たな挑戦ができた。それの繰り返しなので、毎回、作品で楽しく生まれ変わっていけたらなって思います」

 なぜか事件に巻き込まれる才覚(!?)を持つ、勝村英男を熱演中だ。

「僕も頼みごとをされたり、求められるとノーと言えないタイプなんですよ。で、困っていると、気づけば周りの人に助けられたりして(笑い)。そこは勝村に似ているなって思います」

 主演の亀梨和也や広瀬すずとは今回が初共演となる。

「現場では、すずちゃんいじりが流行っています(笑い)。あと、ちょっと意外だったのが、亀梨君が人懐っこくて、話し上手だし回し上手なんです。亀梨君が“家でこんなご飯作ったんだ”とか、“最近こんなものを買った”とか話題を提供してくれて、それについてみんなで盛り上がるみたいな。ほぼ中学生とか高校生のようなノリで楽しんでいます(笑い)」

 自身は最近何か買いました?

「フライパンを買いました。初めてダメになるまで使い込んだのがすごくうれしくて。古いフライパンへのありがとうの気持ちと、新しいのが来る楽しみで、興奮しています(笑い)。料理は得意というのではなく、お腹がすいたら作るくらいですね。チャーハンににんにくを入れて、半熟卵をのせて食べるみたいな。いわゆる男飯を作ることが多いです」