■水素水:水素が逃げにくいアルミパウチの容器
身体が抗酸化作用を実感できる水素濃度は、0.8ppmほどだと言われています。水素水の濃度はこれを基準に考えるとよいでしょう。
水素はこの世でいちばん小さな物質なので、たとえ水素水の容器が密閉されていても、どんどん外へ抜けてしまいます。現在は、アルミボトルやアルミパウチの容器が水素をいちばん逃がしにくいとされています。それでも、工場から出荷されて手もとに届くまでは、時間がかかってしまうものです。できるだけ早く飲んだほうがよいでしょう。
空気に触れると水素はどんどん抜けてしまうので、飲みきれない場合は空気を抜いてからフタをして、早めに飲みきることをオススメします。
また、水素水サーバーも自宅で高濃度の水素水が飲めるスグレモノ。繰り返し使うものなので、メンテナンスをしっかり行って、雑菌などが入らないように気をつけましょう。
■サプリメント:1粒で水素水1ℓ分
たくさんのサプリメントがありますが、継続して長時間、水素が出続けるものが多いようです。
腎臓病などで水分をたくさん摂取できない人、1度に多くの水分を飲むことが難しい高齢者の方にオススメしたいのがサプリメントです。水素の含有量はサプリメントによってまちまちですが、1粒で水素水1ℓ分の水素濃度に相当するようなサプリメントもあるので、たくさん水を飲むのが難しい人には効率よく水素を取り込むことができます。
また、サプリメントは水分と反応して水素を発生するため、水素水のようにすぐに飲みきらなくてはいけないということはありません。なので、外出先や旅行先など、長い時間の持ち歩きにも適しています。
ただし、水気や湿気によって水素が発生してしまうこともあります。サプリメントの消費期限を守ったうえで、湿気などに触れることのないように保存してください。
■化粧品:集中ケアに最適! 肌トラブルを一掃
紫外線を浴びることで悪玉活性酸素が発生し、お肌のシミやくすみ、たるみ、シワの原因となってしまいます。実は紫外線を避けるために塗っている日焼け止めにも、悪玉活性酸素が活性する成分が入っているなんてことも。
水素化粧品で普段のスキンケア+アルファのケアをし、悪玉活性酸素を除去しておくことで、将来の肌トラブルを回避することができるのです。
ニキビや肌荒れなどの炎症をスポットケアするのに水素化粧品は最適です。抗炎症作用で、赤みを抑えるだけでなく、ニキビあとまでキレイに治してくれます。
水素化粧品では、マグネシウムの粉末に水素を閉じ込めているものが多く、水と反応して水素を発生させます。水分が足りないと肌の水分を奪ってしまう可能性があるので、あらかじめ水分をたっぷり顔に含ませておくとよいでしょう。
また、水素化粧品でケアをしたあとは、保湿をしっかり行うようにしてください。
■入浴剤:7分間で水素が全身に行きわたる
自宅で水素のお風呂に入りたい場合は、水素入浴剤を使うか、浴室用の水素発生器を使うのが一般的です。全身から水素を吸収することができるので、冷え症や代謝改善のスイッチオン、お肌のトラブルに作用します。また、日中、紫外線をたくさん浴びている頭皮にも湯船のお湯をかけてあげれば、ヘアケア効果も期待できます。
入浴してから徐々に水素が身体中に入り込み、血液や細胞の中など、全身にくまなく水素が行きわたるまでにかかる時間は約7分と言われています。せっかくなので、30分ほどゆっくり浸かってみてください。
また、普段の湯船に浸かるよりも、たくさんの汗をかきます。水分補給に水素水をあわせて飲むと、身体の外と中の両方から、より効果的に水素を取り込むことができるでしょう。
水素入浴剤は浴槽内で長時間水素を発生させるため、湯船にとかしてすぐに入らなくても大丈夫。家族全員が水素風呂を楽しむことができます。